いくら何でも美しすぎる空き巣なんてものは流行らないよね

カザフスタン代表の女性バレーボール選手が美しすぎるという理由で話題になっており、インターネットのニュースで私も観たが、確かに美しい女性だ。カザフスタンという国が、世界地図のどの辺にあるのかさえわからないが、その女性の見た目は日本女性の理想のようなルックスで、身長182センチ股下120センチ、色白の小顔で黒髪。バレーボールの選手だなんて驚きで、モデルさんと言った方がしっくりくるスタイルだ。

最近このように、美しすぎる〇〇という言葉をよく耳にする気がする。特に、女性には割と珍しい職業の人が話題性を呼び、美しすぎる造園業女性とか、美しすぎる現場監督とか。主に男性が活躍する業界で女性が、しかも美しい女性が活躍していると、周囲は喜び持てはやすようだ。

しかし、いくら何でも、美しすぎる空き巣なんてものは流行らないだろう。アニメだったらキャッツアイとか峰不二子とか、スタイル抜群で美しい女性の泥棒が登場するが、現実世界ではどうだろう。空き巣を生業としている美しい女性なんて聞いたことも、題材にした物語も観たことがない。これは、空き巣がそもそも表だって活躍できない職業だからだろう。

美しすぎると他者から評されるには、表に出てその姿を現さないといけない。空き巣が姿を現すことはすなわち逮捕ということになるので、表に出てこないのだろう。まあ、容姿が美しければ何もこっそり人の居ない家やお店、事務所に空き巣に入らなくても、他に何か働き口があるだろうから、女性の側が空き巣になることを望まないのだろうが、こればかりは最近の流行りにのっかって誰か声をあげる者も居ないだろうと思われる。最近の空き巣は技術も素晴らしく、まさしくプロの仕事師。それで容姿が美しい女性であれば、話題性は他の職業より間違いなく高いと思うのだが。